【風の姿 水の声】四代金光様のお歌
【風の姿 水の声】四代金光様のお歌⑫生死
この動画では、四代金光様(金光鑑太郎師)のお歌を紹介します。 四代金光様は、28年間金光教の教主としてご奉仕になられ、平成3年1月10日、81歳8か月の御身でご帰幽になり、本年は30年のお年柄をお迎えしました。 来る12月12日13時30分からは、祭場において布教功労者報徳祭並びに金光鑑太郎君30年祭が執行されます。 また、四代金光様(雅号:碧水)は歌人、書家でもあられ、4万首を超えるお歌を詠まれています。 今回はそのお歌の中から「生死」をテーマに選出しました。 1年を通して、四代金光様のお歌を紹介させていただきたいと存じます。 <お歌>金光碧水歌集『土』より ○人間が賜びし生命の誕生の尊き摂理思ひ思ふも ○わがいのち今あるは遠く生うけて生れたる日の恩にはじまる ○咲くさだめ散るさだめもつ咲きて散る花の一生見つつしおもふ ○美しき花散るさまを見て思ふ生死一如の花のいのちを ○死ぬるもののみが生きてゐるといふその通りなりあたりまへのこと ○死といふも憩ひなるかとゆくりなくふとしも思ふ今は亡き人 ○わがちちはは妻のみ墓に加はる日待たん日に日にこころあらたに ○賜びしいのちたどり来て歩みつづけゐる未来のなかに生あり死あり