【風の姿 水の声】四代金光様のお歌
【風の姿 水の声】四代金光様のお歌⑦歌と書
この動画では、四代金光様(金光鑑太郎師)のお歌を紹介します。 四代金光様は、28年間金光教の教主としてご奉仕になられ、平成3年1月10日、81歳8か月の御身でご帰幽になり、本年は30年のお年柄をお迎えしました。 また、四代金光様(雅号:碧水)は歌人、書家でもあられ、4万首を超えるお歌を詠まれています。 今回はそのお歌の中から「歌と書」をテーマに選出しました。 1年を通して、四代金光様のお歌を紹介させていただきたいと存じます。 <お歌>金光碧水歌集『土』より ○習ふとは我流すて去る稽古ぞとしみじみ思ふ手習ひしつつ ○ゆれやまぬ時々刻々のこころの感かりそめならず歌にとどめゆく ○うれしさにまじるさみしさと詠みましし師が歌われに日に日に新し ○ごまかすこと出来ぬ自分の姿なり形見のうたも書きてのこる字も ○わが生の感とどまれる形見なりいのちがうたのかたちにのこる ○よまれたる真実がわれに迫り来る歌のかたちにとどまる真実 ○わが老いのすさびにあらずよむうたはこころのこゑをわれにきかすもの ○こころの感うたのかたちにのこす稽古つづけ来て老いの今日の今あり