【風の姿 水の声】四代金光様のお歌
【風の姿 水の声】④自然・いのち
この動画では、四代金光様(金光鑑太郎師)のお歌を紹介します。 四代金光様は、28年間金光教の教主としてご奉仕になられ、平成3年1月10日、81歳8か月の御身でご帰幽になり、本年は30年のお年柄をお迎えしました。 また、四代金光様(雅号:碧水)は歌人、書家でもあられ、4万首を超えるお歌を詠まれています。 今回はそのお歌の中から「自然・いのち」をテーマに選出しました。 1年を通して、四代金光様のお歌を紹介させていただきたいと存じます。 <お歌>金光碧水歌集『土』より 〇春は春の冬には冬の花咲かすうつくしき自然いかにたたへん ○水ありて緑のありていのちありいのちの水と緑を思う ○雨ふればふるにまかせて庭の石ただに自然にぬれてゐるなり ○日のあたる外にいでよとわれ呼びて庭の小鳥ら声啼きゐるか ○しゆんのものしゆんの季節に口にする自然のたまものこよなきめぐみ ○自然眺め驚くほどのゆとりをば心のなかに持ちたしといふか ○雀あるく境内の土われも歩くふたつのいのち土の上を歩く ○春風に似たるこころを持ちたしと吹く春風に吹かれつつ思ふ