新型コロナウイルスの感染拡大に関する信奉者へのメッセージ
教務総長 西川 良典 先生(大阪府・藤井寺教会)
↓以下メッセージ全文 現在、世界各地で新型コロナウイルス感染症が広がり、未曽有の事態となっております。感染された方々の速やかなるご快復、そして感染症の一日も早い終息を祈らせて頂きます。また、医療にかかわる方々のご尽力に心より御礼申し上げます。 現在、金光教本部では、ほとんどの行事を中止・延期させていただき、祭典は遥拝のみでお仕えさせていただいています。その祭典の中で、新型コロナウイルス感染症の終息、感染された方々の快復、亡くなられた方々の御霊の道立てを祈願させていただいています。 この感染拡大防止への取り組みは、神様から賜ったお互いの命を守ることであります。教祖様の時代にも、大変なことがたくさんありました。そこを教祖様は祈りを込めて、実意に取り組まれました。私たちも神様の御心に沿って、実意に取り組ませて頂きたいと思います。 さて、こうした状況の中で、私たちがどのような信心生活をさせていただくかが、大変重要なことになってまいります。 たとえ、参拝はままならずとも、心を神様に向けて、一心に祈り、神様と共にある生活を心がけたいと存じます。 また、こうした状況の中で怖いのは、人と人との間に偏見・差別が生まれたり、パニックに陥ることです。人と人とが助け合って、社会生活、経済生活の立ち行きを願って、この難儀を乗り越えてまいりましょう。 教主金光様は「神は人の中にあり、人は神の中にあるのです」とおっしゃっています。私たちの親神様は、いつも私たちとともにあり、こうした事態の中で、ともに悲しみ、ともに祈っていてくださいます。今こそ、心を神様に向けて、祈り、神様とともに助かる世界を生み出し、世界真の平和を求めさせて頂きましょう。